コネクタとは
車の電気配線には下の画像のような配線を集合させて別の配線の中継したり、電気部品やコンピュータにつなげる役目をしているコネクターまたはカプラーと呼ばれる部品があります。
もし、すべての配線がコネクターなどの中継部がなく繋がっていると、部品の交換や修理の際にいちいち配線を切って作業をして付け直して・・・と手間が多くなりますし、製造の時も大変なことになります。
コネクターは繋げるときは固定部分がカチッとはまってちょっとやそっとでは外れません。逆に外すとき、コネクタの表面にあるつまみのような所をつまめば固定部分が離れて外すことができます。
コネクタの活用法
車の整備をしているとコネクターが手に入る機会があります。実はこちらの配線、抜くことができて、私は工作をする時によくこの配線を活用しています。
メーカーや形状によって抜き方は変わってきますが、今回はトヨタさんの車で使われていたコネクターを例に説明します!
今回のコネクターは2か所で配線を固定してます。この固定部を離してコネクターの配線側根元から引っ張ると抜けます。
配線を抜くための工具
この固定部分は、とても小さいため抜くにあたり道具が必要になります。
こちらは専用工具です。Googleでその名の通り「配線抜き」と検索すると出てきますね。
参照:Amazon
しかし、今回はコネクターのサイズが大きめでしたので、下のような100均でも売られている精密ドライバーで抜くことができました(^^
こちらを使って配線を抜いていきます。
ロック・固定部の解除
まずはこちら。
コネクターの表面に赤丸のような部分があり、こちらで配線全体を固定しています。黄丸の部分に細いものを挿すことでこちらの部分を起こすことができます。
こんな感じです。赤丸だった部分が少し浮いています。これでOKです。
配線の抜き取り
そうしましたら、今度は差込口の方です。
拡大すると
赤丸のところに何やら白い突起部があるので、こちらを上方向にクイっと上げます。
挿して、
クイッっと!
そして、後ろから引っ張ると
抜けてきましたー!
こんな感じです(^^
今回は、「オス」の端子でやってみましたが、「メス」の端子でも要領は一緒かと思います。
中央部の配線は小さすぎるので専用品やもっと細いのでないと抜けませんのでご注意ください。
以上参考になれば嬉しいです(^^
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