タイヤのサイズ・性能について part1

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車が走行する上で唯一直接道路に触れ、車の重さを受け止めてくれているタイヤ。とても大事な役割をしています。

そんなタイヤの外側には、使用限度を教えてくれるマークやタイヤの情報が色々と表示されています。

そんなマーク・表示やポイントを数回に分けて説明していきたいと思います。

タイヤには貨物用など用途によってサイズ表記が様々ありますが、今回は一般的な乗用タイヤを例に説明していきます。

タイヤに書かれている文字の意味

上の画像の〇を拡大すると↓

このように数字や英語が書かれています。

この表示は、タイヤのサイズと性能を表しています

表記されている数字、英語には意味があります。

・215はタイヤの幅を表しています。

215であれば215㎜、

155であれば155㎜

とミリ単位となっています。

・45はタイヤ厚み、高さを表しています。

偏平率と言われるのですが、タイヤの幅の数値に対してどれくらいの厚みがあるかを%で表しています。数字が小さいほどタイヤは薄くなり、大きいほどタイヤは厚くなります。

例えば今回のタイヤであれば、

215㎜×0.45(45%)=96.75㎜ こちらがタイヤの厚みになります。

195/65R15のタイヤであれば

195㎜×0.65(65%)=126.75㎜こちらがタイヤの厚みになります。となります。

・Rはタイヤの構造を表すもので、こちらのタイヤでは「ラジアル(RADIAL)」タイプになり頭文字を取ってRとなっています。現在多く使用されているのはタイヤのほとんどがラジアルタイヤです。

「バイアス(BIAS)」というタイプもあり、一部の重機など産業用や農業用など特殊な用途には、バイアルタイヤも使用されているようです。

ラジアルタイヤは、走行性能や操縦性が良い。

バイアスタイヤは、比較的安価に作れる。

という、それぞれのメリットがあるようです。

・17はタイヤの内径、ホイールが入る部分の大きさです。

こちらはインチ(inch)単位となっています。1インチは25.4㎜ですので

17であれば、17(インチ)×25.4(㎜)=431.8㎜となります。

15であれば、15(インチ)×25.4(㎜)=381㎜となります

豆知識

以上で、タイヤのサイズがわかったかと思います。

こちらの計算でタイヤの直径、タイヤが一回転するといくら進んだか計算できるんです(^^)

431.8mm+96.75(上のタイヤ厚み)+96.75(下の厚み)=625.3mmがタイヤの直径となります!

次に、円周ですが、円周の公式は円周=直径×円周率なので

625.3×3.14=1963.442mmとなり

タイヤが1周すると、約196cm(1.96m)進むことになります(^^)

最後に

今回説明されていただいた部分だけでもいろいろな情報がありましたが、タイヤにまだまだ色々な情報があります。

次回は「87H」の部分について説明していきます。

できるだけわかりやすく説明できるようにしていきたいと思いますので、どうぞお付き合いください(^^)

以上参考になれば嬉しいです(^^

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